ビビリ音について

プロパノータ wrote

先日の「ソルフェジオB級品」のブログで「ビビリ音」問題がありました。

 

「ビビリ音」は「さわりノイズ」「シズル」などともいわれる「ノイズ音」の事ですね。

 

打楽器にはよく取り入れられている一種の効果音と言ってもいいんじゃないでしょうか。

 

スネアドラム特有の「ジャジャ? or ザザ」が一番わかりやすかな。。

スネアの音をビビリ音という人はいないと思うのですが、あの音も「ON-OFF」の切り替えが出来ますね。

 

他には親指ピアノとも呼ばれる「カリンバ」系統や西アフリカの木琴「バラフォン」などなど、他にもあると思いますが思い浮かばないので。

弦楽器でも三味線やシタールにも「ジワリ」とか呼ばれる似たような効果をもたらす工夫がされていたと思います。

 

西洋楽器、つまりオーケストラで使われるような楽器にはこの仕組みはまずないと思います。

本で読んだ記憶によれば、西洋ではこうしたノイズは排除されるとあったような。。。

 

一方アジアやアフリカでは特に珍しいことではないと思ってます。

 

僕も初めて手にした楽器がアフリカ系の打楽器だったので、そのノイズ音は普通の事としてそのまま受け入れていました。

結果として「ビビリ音好き」になったのかもね。

一旦「ビビリ音」を受け入れると、今度は逆にそれがないと何か寂しいと思っちゃうこともあります。

 

そういった経緯からか、プロパノータもほぼ初めから「ビビリ音」を組み込むのが自然な流れでした。

初めは簡単なもので、単に小さな穴を空けてそこにピンを挿せば音の振動に合わせて、「ジリジリ」とノイズが発生するものです。

ただ小さなピンだといずれどこかで失くしてしまいそうなので、今の方式は本体に取り付けたネジを緩めることで「ON-OFF」の切り替えが出来ます。

 

個別の音をビビらせたい場合は文房具の付箋を音板に張り付ければビリビリなります。これはホントに手間いらず。

 

金属スリット系の楽器はの一番の魅力は、響きの余韻が長くて美しいことですが、それだけじゃぁよそ様には太刀打ちできませんのでね。不要ならネジを外してしまえばいいだけですから、邪魔にはなりませんよ。

 

ここまでは敢えてビビらせているお話しですね。

 

問題は想定外のビビリです。。。

ソルフェジオがビビってしまいましたが、恐らくは加工上での「バリ」。

つまり「切りカス」みたいなものが楽器内部のどこかに隠れていて、それが振動で触れてノイズが発生していると思っています。

しかし、そのバリがどこに潜んでいるのかが全く分からないのです。

 

音板を切り、上下を溶接する段階で、まず内部は綺麗に磨き上げるのでその時点ではバリは取り除かれています。

溶接後には内部を完全に見渡すことは出来ませんが、注意深く覗いてみても全くわからない。

塗装前にもう一度内部を磨きます。

しかい・・・一番厄介なのが、塗装も終わり仕上がった時点でそのノイズがいたずらを始めることです。。。まるでウイルス。。。

そうなると再び内部をくまなく見渡し、怪しそうな部分を磨き運が良ければノイズも消えます。

完全なる運任せというわけではありませんが、これにはかなり悩まされます。

 

インテリアタイプの「Peco6」ではごくまれに鈴虫の鳴き声のように「リ~ン」とかすかな響きが聞こえる場合があります。

これは本当によく聞かないと分かりませんが、この音は電球内部から発生しているようです。たぶんフィラメント。

これも電球次第で鳴るものとならないものがあります。この音はとてもささやかながらも美しいので、入るとちょっとラッキーです。

なによりも加工の問題ではないし。。。

 

(ビビリ音の紹介が1分10秒くらいから始まります)

 

(シンバルのシズル音の動画を拝借しました)