メリット

 ・ よく響く澄んだ音
 ・ 鮮やかなカラー
 ・ 演奏が簡単で、未経験でも、楽譜が読めなくても自由に楽しめる
 ・ 見た目がカワイクて目立つ

デメリット

 ・ 音が響きすぎる
 ・ 奏法などが確立されていないため、使い方に迷う

メリットの裏返しがデメリットのようですが、私が考える最大の長所、短所はその響きすぎる音ではないかと思っています。

単体や複数の「プロパノータ」、を即興的にまたは打楽器と一緒に使う場合はよく響く方がいいと思います。しかし特定の曲を演奏する場合などはその響きが逆に問題となるかもしれません。

響かせて響かせすぎない

この矛盾することの解決が製作当初からの課題のひとつでした。
「プロパノータ」は解決策として、単純ですが「スイミングキャップ」をかぶせることで「ミュート効果」を引き出し、響きを抑えることができます。(プロパノータ サイズ大には付属しません)
同様に付属の「ミュートゴム」を使えば音が短くカットされ、あたかも電子楽器のような音が出ます。
2013-10-30 14.43.44.jpgスイミングキャップ

演奏の状況

現在このタイプの楽器はいくつかありますが、主流の奏法は「即興」がメインとなっています。

確かにこの楽器は、演奏者が純粋に音を楽しみ「即興的」に自由に演奏するのが一番適しているとも言えます。
しかし、せっかく響きのある音と音階があるのですから「曲」も奏でていきたいものです。

この構造の楽器は音の特性はどれも同じであり、選択の基準は「サイズ」「価格」「オプション」そして最大の決め手は「直感」になるのではないでしょうか。

類似楽器とプロパノータの相違点

最大の違いは製作者の意図している点だと思います。
大半の楽器が「即興用ソロ楽器」としての位置づけのように思えます。いわゆる「スピリチュアル楽器」ですね。
演奏者自身が自分で楽しむのであれば、それで十分だと思いますが、ライブ演奏等で活用する際には何をやっても、結局は同じ雰囲気しか出せなくなってしまうという危惧がありました。

プロパノータは製作当初より、プロパノータ同士、またはほかの楽器との演奏が念頭にありました。
カタチと音色こそ独特なものの、基本的には構えることなく、「ごく普通の楽器として使用できる」ということを目指しております。

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よって音階も基本的には「C調」の「ドレミファソラシド」一種類、低音タイプから高音タイプまで3オクターブの実現を目指しています。

とは言え音の配列もピアノのように横に規則的に並んでいるわけではないので、即興的な使い方でも問題ありません。

また音のミュート方法や、簡単装着のスタンドなど、様々なシーンでの使い勝手の良さも追及しています。

まだ登場して間もない楽器でもあり、未完成な部分と同時に、大きな可能性も秘めている楽器だと思います。