チューニング

プロパノータ wrote

 

チューニングは写真のような細いヤスリで音板の切り込みをゴリゴリと削ります。

ざっと言ってだいたい1ヘルツ低くするのに50回程度のゴリゴリかな。

もちろん最初からヤスリでゴリゴリ削るわけではありません。そんなことをしていたらそれだけで何日かかることやら・・・

大まかなところまではグラインダーで注意深く削ります。

例えば「ド」の音の周波数が261ヘルツだったら280ヘルツくらいまではグラインダーで行きたいね。

あんまり調子よくやると一気に下がってしまい「ハイやり直し」ってことになるので、やっぱりこれは慎重に。

 

その後の磨きや焼き上げで音が変わってしまう可能性も考慮して、ゴリゴリやりつつも10ヘルツ程度は高めに設定しておきます。

単純計算で1ヘルツ下げるのに50ゴリゴリなら10ヘルツだと500回か。。

500回×13音なら6500回だと!?

そんなにやってるかなぁ。。。やってるかもねぇ。。。

電動ヤスリでやることもありますが、面をヤスるにはいい具合だけど、ヤスって溝を深くしていくような作業にはちょっとトルクがたりないかな。結局は手でヤスる方が力も入り音も調節しやすいかと。

ジグソーのようなもので補足溝を切っていく方法ももちろんありますが、それだとその部分だけ溝が細くて見栄えが気になり結局ヤスるハメになるのでさほど効率的とも思えず。

 

焼き上げからクリアも終了した時点で、つまり仕上がり時点で再チェックして仕上げのゴリゴリ。

この時にはさらに細いヤスリで削ります。

音板の幅が約2ミリなので1ミリ厚程度のヤスリになります。ヤスリの厚みが2ミリ近いと音板周辺がジョリジョリと荒れてしまいますでの。

クリアまで吹いたら例え表面のざらつきを取るためでもヤスリ掛け(この場合は布やすり)は出来ませんからね。

 

チューニングなんて結局ゴリゴリやればいいのですが、難しいのはそれぞれの音の関係性だと思います。

僕は残念ながら「理解」出来ているわけではありませんが、各音を既定の周波数にピッタリ合わせるよりも「多少ずらした方が良い」といったことや、平均律、純正律がもつジレンマなどなど、数学音痴の身としては何が良いのやらそれこそ迷宮状態。

 

そこまでシビアである必要はないと思っていますが、ボンヤリでもいいから意識はしておきたいと思っています。

 

ちなみにクリスマスセールは終了いたしましたのであしからず。。定価に戻ります。

全然売れんかった。。。。。こりゃもうオダブツ・・・